尾山製材のこだわり

「国産広葉樹の良さを伝える」

木は、同じ樹種であっても1本1本異なる個性や豊かな表情があります。尾山製材では、富山と近隣県の森林組合との繋がりもち、自ら赴き、自分の目でじっくりと木を選別しています。流通量が少ないとされている富山周辺の広葉樹の乾燥材、カウンター材を数多く扱っており、我々の製品を通じてその魅力を一人でも多くの方々に伝えていきたいと考えています。

「丁寧に木取る、乾かす」

尾山製材は、長年建具屋向けに木材を販売していたことから、木から最もよい表情を出す「製材」と、ハサに立てかけて風雨にさらして木のアクを流しながら「乾燥」する方法を今も続けています。また、それぞれの木に応じた天然・人工の「乾燥」の組合せから、日本の気候に馴染み、長く使い続けられる木材を生み出しています。難しいとされている広葉樹についても、木材の良さを最大限に生かすために、天然・人工の乾燥を組合せながら行っています。

「木と人に優しく」

木の変化を味わい、手入れするするからこそ、木への愛着も生まれ、日常が豊かになる。これまで見向きもされずに捨てられていた木を捉え直して製品とすること。尾山製材では「生活」と「森」のあり方を見直すべく、製材所の枠を超えた独自の製品を生み出しました。これらの製品を通じて、人と木を考えるきっかけになることを願ってやみません。