コンセプト

木と人を繋ぐ

尾山製材は、富山県朝日町に拠点を置く製材所です。
尾山製材の後ろには、北アルプスへと続く広大な山と森が広がっており、
前には日本海を見渡せる、自然に囲まれた製材所です。

富山で一番小さな町の小さな材木屋ですが、
1946年に初代・尾山彦太郎が創業して以来、建具屋向けの材木の製作販売を通じ
信頼と実績を積み重ね、創業70年を迎えることができました。

町の小さな材木屋だからこそ、
私たちができることは何か、伝えられることは何かを考え、
「木」へ関わり方について見つめ直しました。

木を通して、一人でも多くの人に
「木をよく知ってもらいたい」「木製品を大切にしてもらいたい」
と考えるのと同時に、地元の森林を守るために
「私たちにできることはないか」と考えるようになりました。

そして、これらを伝えられる“モノ”を生み出すということこそが、
私たちの価値であり、使命なのではという考えに至りました。

木と人のことを想い、”人と自然に優しい”を
コンセプトにしたケア用品である「みつろうクリーム」

里山再生を目指し、地元のデザイナーと共に立ち上げた
虫喰い楢の天然木ブランドである「RetRe(リツリ)」

尾山製材は、木と人を繋ぐ製材所でありたいと考えています。

 
 

尾山製材 代表

大学卒業後、地元の信用金庫での勤務を経て、2002年より2代目である父が営む尾山製材所に入りました。当時、木に関わる仕事といえば、大量の輸入材の参入や大手加工会社により、町の材木屋としては厳しい立場に立たされていました。小さな材木屋だからこそできることは何かを見つめ直し、製材業として材木に携わるだけでなく、「人と自然に優しい」をコンセプトのみつろうクリーム、里山再生を目指す”虫喰い楢の天然木ブランド”である「RetRe(リツリ)」のブランドを立ち上げました。製材業をメインで行う一方、木を中心とした社会を循環させる仕組み作りにも力を注いでいます。

尾山 嘉彦