材木ができるまで

材木ができるまでの工程

意外と知られていない製材業の仕事。当社の木材ができるまでの工程をご紹介します。


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1.材木の買付け
国内外の良質な無垢材が集まる木材市場や地元の森林組合の土場などを回りながら原木を仕入れます。原木を見るうえで小口や側面の情報しかないかなで製材後の板を想像するには経験値しかありません。確かな目利きが必要。曲りの少ない柾目材を要求される建具材を製材して70年余りの尾山製材では、祖父の代から信頼を寄せている材木仕入れ力により高品質な材木の確保に努めています。



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2.製材
原木の大きさや乾いたときの歩留まりを考えながら製材寸法を決るときとお客様のご要望に応じて製材寸法を決めたりして製材しております。原木の大きさは直径1mほどで長さ10mくらいは製材できる製材機を保有しているので大きな一枚板などもサイズに応じて製材できます。できるだけ歩留まりを良くすることで無駄のないモノづくりを目指します。



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3.乾燥
針葉樹や広葉樹でも木は伐採後も丸太で長年置いといても全然乾きません。杉の建具材は屋外でハサ掛けをして雨風にあてて木の灰汁を落して材面の色の均一な仕上がりになるように工夫しています。広葉樹は数か月~1年くらいは天然乾燥させて人工乾燥機にいれて乾かしてます。適切な含水率にすると、後の収縮やひび割れを防ぐことができます。



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4.製材(仕上げ)
乾燥後に材面が反ったり曲がったりする材木を再度、製材機で度挽き直し最適な反りや曲りを直したサイズに木材を仕上がます。